測定機器に対する管理要求
品質マネジメントシステムの国際規格ISO 9001は「測定値の正当性が保証されなければならない場合には、測定機器に関し、定められた間隔または使用前に、国際または国家計量標準にトレーサブルな計量標準に照らして校正もしくは検証する」
(監視機器及び測定機器の管理)ことを要求しています。
弊社では、上位標準にトレーサブルな所有校正機器の校正サイクルを一年(一部の計測器は非常に安定しているため二年)
と定め運用しています。
また、微粒子計に関する性能を定めた規格(光散乱式気中微粒子計はISO 21501-4/JIS B 9921、光散乱式液中微粒子計は
ISO 21501-2/JIS B 9925、光遮蔽式液中微粒子計はISO 21501-3/JIS B 9916)でも、校正周期を一年以内とすることを
推奨しております。
部品寿命の把握
レーザ光源、プリント基板、ポンプ等の部品は、使用時間が経過することで性能が劣化いたします。
これらの部品が劣化しますと正確な計測ができなくなるほか、劣化がさらに進行しますと計測ができなくなります。
定期的な点検校正の実施は精度を維持するだけでなく、部品の寿命を予測して突発的な故障も事前に予防することができます。
計測値の信頼性の確保
一般的に、長期間の使用により粒子検出部や流路に汚れが付着します。汚れは、ノイズの上昇や誤計数の原因になり、
計測値の信類性の低下に繋がります。さらに、過度な汚れは粒子検出部の光学部品の劣化や流路の詰まりをもたらし、
高額修理の原因にもなります。
点検校正時には、粒子検出部や流路内の汚れを確認し、清掃作業や部品の交換等を実施することで、計測値の信頼性の低下を
防ぎます。